4月12日(日)夜にスタートする次世代作家養成コースでは、さまざまなテキストを扱う予定です。
「作家養成」と題していますが、その「作家」の意味するところはかなり広範囲なのです。
私はつねづね、すべての人が「表現者」になればいい、と表明していて、それは文章書きについてもおなじことです。
小説、詩、エッセイなどの文芸作品はもとより、ブログ記事、SNSのメッセージ、メール、LINEなどのショートメッセージも「表現」であり、自分自身を人に伝える手段という側面があります。
そのことについていろいろな角度から検証し、参加者にテキスト表現のクオリティをあげると同時に、オリジナリティをさぐることで自分自身を知るためのきっかけのひとつにもできるんじゃないかとかんがえています。
さいわいなことにインターネットが普及し、すべての人が気軽にテキスト表現をおこなえる環境がととのってきています。
逆にいえば、多くの人がテキスト(文字/ことば/文章)を使って自分を伝えなければならない機会が増えている、ということでもあります。
文章を書くことに苦手意識を持っているととてもつらいことになるかもしれませんね。
なので、次世代作家養成コースには、べつに(旧来の意味の)作家になりたいと思っていない人でも、気軽に参加してもらいたいのです。
さて、今日私は北陸の実家に帰省中なんですが、仕事を持ちかえっています。
某ラジオ局から依頼されたラジオドラマのシナリオ書きの仕事なんですが、どこにいてもラップトップさえあれば仕事できるのが、もの書きのいいところですね。
旅行しながらなにかを書きつづけて、それをネットにアップして読者と交流しつつ移動していく、なんてこともやってみたいですね。
このラジオドラマの仕事なんですが、じつは次世代作家養成コースへの参加者にももし興味があれば参加してもらおうと計画しています。
15分くらいのみじかいものですが、採用されれば声優さんたちが声をあてて、効果音もはいり、ラジオ番組になるかもしれません。
自分の書いたものがたくさんの人の手によって音声作品になるというのは、うれしいものです。
だから私はこの30年というもの、ずっとラジオ制作にかかわりつづけてきたといっていいでしょう。
シナリオライティングに興味があって、次世代作家養成コースに参加してくれれば、ラジオ局名(地方局ですが)や番組のテーマをお伝えします。
オンエアの同録も聴いていただきます。
そしてもちろん、書き方の指導・アドバイスもさせていただきます。
みなさんのご参加をお待ちしてます。
◎4月スタートの次世代作家養成コース
テキスト(文章/文字)を使った自己表現を研究するための全10回コースが、あらたに4月12日(日)夜からスタートします。
(主宰 水城ゆう)