従来の朗読とはまったく異なったアプローチで驚きを呼んでいる「現代朗読」の考え方と方法を、全10回で基礎からじっくりと学ぶためのコースです。
体験ワークショップからさらに踏み込み、現代朗読の全体像を俯瞰しながら、具体的なプラクティスを多くおこないます。
現代朗読とは、技術や決まり事によってなにか決まった型のようなものを作りあげていくのではなく、意識的にせよ無意識的にせよ「ついやってしまっていること」を自覚し「やめていく」ことによって、本当の自分の表現を再発見していく方法です。
また、朗読とは「作者の代弁者」になることではなく、あるテキストを使って「自分自身を表現する」ことである、という考え方をとっています。
現代朗読を学びに来た皆さんが一様に口にすることばは「目からウロコ」です。
まずはやってみてください。自分が知らなかった自分自身を発見できるでしょう。
同時に朗読という表現行為の奥深さに驚くことでしょう。
講義内容の動画を現代朗読基礎コースのページに掲載していますので、ご覧ください。
つぎのような方におすすめです。
- まったく朗読をやったことはないが、これからなにか表現してみたいと思っている。
- 朗読はある程度やったことはあるが、なんとなく物足りなさや違和感を覚えている。
- 朗読活動をやっているが、いまいち壁を打ち破れなく困っている。
全10回のスケジュール
2014年
7月5日、12日、19日、26日
8月2日、9日、23日
9月6日、20日、27日
いずれも土曜日午前10時半から12時半の2時間
全10回の内容
基礎コースでは全教程を座学と実技(エチュード)の組み合わせで進めていきます。
動ける軽装でご参加ください。
- 朗読という表現行為/表現とはなにか/自分自身を表現するということ
- ことば・声/呼吸/姿勢/身体/日常トレーニング
- 朗読テキストへのアプローチ/読解力とはなにか
- 日本語発音の決まりごと/表現での決まりごとの扱いかた
- リズム感/音程感/朗読と音楽/セッション朗読
- 演じるのか?/セリフの扱い/朗読と演劇
- スリリングな表現者になるための自分自身の理解/表現心理
- 群読の楽しみ/エチュードから作品へ
- 伝達と表現/伝統的表現/コンテンポラリー表現
- 唯一無二の表現者になる/朗読者という職業
受講料 45,000円(教材費含む)/カード決済可(VISA・Master)
定員 10人(定員になりしだい締め切ります)