全身の連動や運動の緊密さ、身体のありように緻密にアクセスし、本来の自分のなかにある可能性に気づいていくことで、いま注目があつまっている韓氏意拳ですが、「身体表現者のための」という切り口で内田秀樹準教練が講習会を開催します。
現代朗読協会「羽根木の家」での講習会は、音楽家、朗読家、俳優、ダンサーなどが多く参加しています。
とくに女性の参加率がたかく、(韓氏意拳はもともとそうですが)激しい運動もともなわない講習は、年齢性別をこえてだれもが安心して参加できる内容になっています。
世話人である水城自身も、演出指導、ピアノ演奏、そして実生活面など多くの局面で、自分の身体にたいする意識が大きく変化しました。
演奏家としてもともと身体意識は人並み以上にあるつもりでしたが、韓氏意拳がもたらす身体意識の緻密さと深さは他の武術やボディーワークとはまったく異なる質を持っています。
身体表現者のみならず、アート表現をおこなっている人や表現に興味がある人にもおすすめです。
(午後は13:30から会員向け初級教程があります)
◎場所 東京世田谷「羽根木の家」(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
世田谷区羽根木1-20-17
◎参加費 3,500円(講習会費、会場費、講師交通費を含む)
※参加申し込みおよび問い合わせは、こちらのフォームからメッセージ本文に「表現者のための韓氏意拳」とご記入ください。
◎持物 動きやすい服装・筆記用具・メモ
◎定員 各回8名(定員になりしだい締切らせていただきます)
※韓氏意拳の紹介はこちら。
● 講師メッセージ「身体表現者のための韓氏意拳講習会」に寄せて
この講座はの2つのテーマがあります。
1つは「表現に必要な条件」。
もう1つは「身体(目に見える要素)」と「生命(目に見えない要素)」の関係です。
全ての表現は私たち自身から生じます。
何かを表現したことのある方ならば共感するところでしょうが、同じ行為をしているはずなのに調子の良い時と良くない時があります。
動作をいくら修正しても上手くいかない、やり方を変えてもしっくりこない・・・。
こうした問題に対して簡素な動き(手を挙げる、横を向く、腰を下ろすなど)から身体から表現するための条件を見直し、参加者の個別の課題やテーマを身体を見直すことで鑑みていきます。
皆さんのご参加お待ちしております。
内田秀樹
● 講師プロフィール
韓氏意拳 創始人 韓競辰及び日本韓氏意拳学会公認 初級準教練。
2007年より韓氏意拳を学び始め、韓競辰、光岡英稔、駒井雅和、鹿間裕行より指導を受ける。
2008年より埼玉分館 世話人補佐を務め、2013年4月より教練養成課程に入る。
現在、東京分館、埼玉分館で指導活動中。東京都で呉服屋を営む。