2月4日:岡村淳監督「リオ フクシマ」上映会@国立

上記画像 ©︎こうの まきほ

2012年6月、リオデジャネイロで国連環境会議が開かれた。それに合わせて福島原発問題を訴えるというさまざまな日本の市民グループが乗り込み、それぞれの思惑が錯綜する。混沌とした状況のなかに希望はあるのか。

在ブラジルの監督を迎えてのライブ上映

国立市内で、ブラジル在住のドキュメンタリー監督、岡村淳さんの来日にあわせ、監督の作品『リオ フクシマ』の上映会をおこないます。

西暦2012年6月、ブラジル・リオデジャネイロで国連の環境会議が開かれた。
岡村は、この会議に日本から参加するUNDB市民ネットという、生物多様性の保護を唱える市民グループ(NGO)のお手伝いをすることになった。
このグループは日本政府がこうした会議でも隠ぺい、矮小化を図る福島原発事故の問題を世界に訴えるという。
リオデジャネイロには、日本からフクシマを代表するというさまざまな人たちが乗り込み、お互いのコミュニケーションも議論もないまま、国際的な場でそれぞれの思惑で発言を行なっていた。
日本から遠く離れたところで、フクシマはどのように叫ばれ、世界はどのように受け止めたのか。
ブラジル移民となった記録映像作家は、市民グループに従軍しながら、なにを見たか。

——岡村淳のオフレコ日記「リオ フクシマ」より

この映画は監督同席のもとでの上映と定められており、監督来日時にしか観ることができません。

貴重なこの機会をお見逃しなく!

上映作品『リオ フクシマ』(2012年/104分)
製作・構成・撮影・編集・報告/岡村 淳

2012年6月。国連の環境サミットが開かれたブラジル・リオデジャネイロに、福島の真実を世界に訴えようと、さまざまな日本の市民グループがやってきた。国外でフクシマはどのように語られ、世界はどのように受け止めたのか。そして日本でも知られるブラジル・ゴイアニアのセシウム被曝事故の生存者が日本人へのメッセージを語る。在ブラジルの記録映像作家・岡村 淳さんは市民グループのサポートをしながら独自に撮影を行なった。高尾山保全活動の坂田マサコさんが主人公で、彼女のリオでの奮闘ぶりを紹介する。

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岡村 淳(おかむら じゅん) 監督 プロフィール

1958年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。考古学と縄文文化を学んだ後、1982年日本映像記録センター入社。「すばらしい世界旅行」「知られざる世界」の番組ディレクターを担当し、おもに中南米を取材。1987年、フリーランスとなりブラジルに移住。小型ビデオカメラを用いた単独取材と自主制作・自主上映活動を開始。ブラジルの日本人移民、社会・環境問題などをテーマとしたドキュメンタリー作品の制作を継続中。著書『忘れられない日本人移民 ブラジルに渡った記録映像作家の旅』(2013年刊「日本図書館協会」推薦図書)

開催情報

日 時:2025年2月4日(火) 18:30開場 19:00開映
終映後、岡村淳監督のトークタイムあり
21時過ぎから懇親会あり(1ドリンク&1プレート付き 2000円)

会 場:木乃久兵衛・キノキュッヘ (国立市西2-11-32 地下1階)

行き方:JR国立駅南口より徒歩16分/バス国16-3・国15-1 乗車3分「音高」下車すぐ前

参加費:カンパ制(現地で配布する封筒に、釣銭のないよう入れてスタッフにお渡しください)
いただいたカンパは経費を差し引いて全額監督の活動のために使われます。ぜひともご協力を
お願いします!

※懇親会費別

定 員:30名

主 催:NPO法人 現代朗読協会

『リオ フクシマ2』上映会情報

前日の2月3日(月祝)の15時から、秦野市公民館(最寄駅は小田急線鶴巻温泉駅)にて『リオ フクシマ2』の監督同席のライブ上映会があります。

詳しくは追ってお知らせします。

また1月30日(木)午後には、町田市の農村伝道神学校(最寄駅は小田急線鶴川駅)で『リオ フクシマ』(2/4と同じ作品)のライブ上映会があります。

農伝1/30上映会のお申し込みはこちらから

こちらのほうがご都合のいい方・ご興味のある方は、お尋ねください。

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