全3回シリーズの自力出版講座がワンクール終了したので、そのレポートです。
月に3回を目安に、2時間ずつ、ネットミーティングシステムを利用してオンラインで開催しました。
リアル参加の人もいたんですが、結局自分のラップトップを持ってきてもらって、画面を見ながらやるので、リアルでもオンラインでもあまり差異はありません。
基本的に、私が自分のラップトップの画面をほかの人にも「screen share」という機能を使って見てもらいながら進めます。
ほかの人の画面をシェアしてもらうこともあります。
私のコンピューターにはiPadもつながっていて、そちらにペンで文字を手書きして、ホワイトボードのように参加者のみなさんに見てもらうこともあります。
いずれにしても、いろいろと便利になったものです!
これだと遠方の人も参加できるし、近所でも自宅にいながらにして、洗濯機を回しなからとか、赤ちゃんの面倒を見ながらとか、気楽に参加できますね。
ところで、自力出版は自費出版とはちがいます。
自力出版では事前に自費でまとまった資金を用意する必要はありません。
必要なのはコンテンツ=原稿のみです。
コンテンツはテキストでも写真でもイラストでも、紙に印刷できるものならなんでもいいです。
またその分量も、たった一枚の原稿から、何百ページにわたるような大長編でも大丈夫です。
自力出版では、まず、電子書籍として体裁をととのえてそれを配信販売した上で、必要なら紙本もオンデマンド印刷で必要な部数だけ入手する、という手順を踏みます。
自力出版講座の内容のあらましはつぎのとおりです。
1日目
⇒ 個人出版の現状とやり方の概要解説
⇒ Kindle作者登録
⇒ 電子&紙本製作サイト登録
⇒ 原稿チェック
2日目
⇒ 修正原稿チェック
⇒ オンライン編集の実習
⇒ ネット流通のノウハウ(ブログ、ツイッター、FBなど、広告など)
3日目
⇒ オンライン画面チェック
⇒ 紙本設定から発注までの実習
⇒ 自力出版で収益をあげるためのノウハウ解説
参加者のひとりの春野さんが感想をフェイスブックに書いてくれたので、抜粋して紹介させていただきます。
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水城さんの「自力出版講座」第3回最終回を終えた。
電子書籍による自費出版ならぬ自力出版のノウハウを、実際にダミー本を作りながら、ていねいに教えてもらって、気分は編集者!
水城さんがコツコツと一人苦労して作品を世に出しながら見つけた落とし穴の回避や抜け方を伝授してもらえるお得な企画だった上に、カニクリーム・スパゲティとスープのディナー付き
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えっと、講座にかならずディナーがついているわけではありません、あしからず(笑)。
(演出・水城ゆう)
◎自力出版講座、全3回@オンライン(10.17/24/31)
自作の出版を、既存の出版社から独立出版へと完全移行した水城ゆうが、そのノウハウを全3回でシェアします。ネット会議システムを利用したオンライン講座なので、どなたも居ながらにして参加できます。10月17(月)/24(月)/31(月)、いずれも19時から2時間。