ひとの幸せは、ひととの「つながり」に依ることが近年の研究でも明らかになってきました。
現代朗読協会が追求してきたノンバーバルを含むコミュニケーションは、「つながり」のための大切な手段。
また「まち」は、「つながり」のための大切なうつわといえるのではないでしょうか。
「まち」と「つながり」を、古い下町を舞台に新しいドラマ+ドキュメンタリーのローカルムービーという形で描いた映画「小名木川物語」、上映会&トークを開催します!
江戸以来の文化が息づく町、東京・深川。
その町の歴史を見つめてきた小名木(おなぎ)川。
主要キャスト以外は実際に商店や工場を営んでいる人達が本人役で出演。
監督は、深川で生まれ育ち「まちと人」のスナップの第一人者の写真家、大西みつぐ氏(2017年日本写真協会賞作家賞を受賞)。
まさに「まち」と「つながり」から生み出されたのが、映画「小名木川物語」。ドラマとドキュメンタリーが融合した、新しい形の映像作品ともなっています。
プロデューサー、脚本、編集などを務めたのは東海亮樹氏(共同通信記者)。以下は2017年夏若くして急逝した彼の言葉です。
『小名木川物語』は劇映画ですが、ドキュメンタリーでもあります。まったく新しい「まちから立ち上がるローカルムービー」が出来たと思います。「まち」で映画を作ることができたことを幸せに思っています。21世紀は人々がつながりを失い、浮遊しているとも言われます。『小名木川物語』は「まち」と「つながり」を静かに描きました。この映画を通して、深川という固有名詞に限定するのではなく、21世紀の私たちが暮らす「まち」というものを考えてもらえるきっかけになれば、この上ない喜びです。
プロデューサーの東海氏を支え、ともに脚本・編集等に携わった妻の明子さん、そして主演のボイスパフォーマー・徳久ウィリアムさんは、現代朗読協会とも縁のある方たち。
今回の上映会では、東海明子さんをお迎えして、上映後に作品についてのトークをお願いしています。
物語の背景や深川の住民のみなさんたちとの交流など、地元密着映画のプロデューサーならではのお話を伺いたいと考えています。地元のドキュメンタリーや映画づくりをめざしている方にも参考になるのでは。
★☆★上映後は持ち寄り(ポットラック)パーティ!★☆★
映画のあとは、ひとり一品をもちよってのごはん会といたします。
お惣菜やお酒などみんなで楽しめるものをお持ち寄りください。
お茶などはご用意いたします。
マイカップ、マイ皿、マイ箸など持参できる方はご持参ください。
開催要項
開催日時:2019年3月2日(土)17時〜
会場:春野亭(JR国立駅南口徒歩5分・お申し込みの方にお知らせします)
会費:500円(上映料)+カンパ(施設使用料)
申し込み方法:問い合わせフォームから「その他イベント 参加申し込み」を選択、メッセージ欄に「3月2日映画」とご記入ください。
当日のスケジュール(予定)
17時 開場
18時 上映開始
19時40分 東海明子氏トーク/ポットラックパーティ
21時 終了・解散(後片付け)