3月4日:現代朗読WS@名古屋クロッキーF美術館

dsc02396昨年11月に名古屋で開催し、ご好評をいただいた現代朗読のワークショップを、今年2017年も開催します。

朗読は「おはなしを伝える」ことが目的でおこなわれますが、それだけでなく「ひと前で読む」「朗読する自分自身も伝わる」という表現としての側面も大きいのです。

現代朗読はそこにスポットをあて、「表現としての朗読」の楽しさを追求してきました。
またことばや声を使う「音声表現」としてのみならず、「発声する身体」という身体表現としての側面も重視しています。

このワークショップでは、朗読表現の世界に革新をもたらした「現代朗読」の手法・考え方を体験できるほか、現代朗読から派生した音読療法や、現代朗読が得意とするコンテンポラリー・マス表現である「群読パフォーマンス」も体験し、最後は共感的表現の場としてのミニライブをおこないます。

◎日時 2017年3月4日(土)10:00〜16:00

◎会場 名古屋クロッキーF美術館
(466-0012)名古屋市昭和区小桜町3-20-2

◎受講料 5,000円

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■講座内容のあらまし
・身体表現としての朗読におけるトレーニング法体験
・朗読表現のための身体エチュード体験
・群読エチュード体験
・ミニライブを想定した発表に向けてのグループワーク
・最終ミニライブ
・お互いのフィードバック

※メイン講師は現代朗読協会主宰の水城ゆうです。
水城の著書『現代朗読考――コンテンポラリーアートとしての朗読』(Kindle 324円)もご参考までにどうぞ。

共感的コミュニケーションと融合する現代朗読

共感とは、コミュニケーションのキモのようなものです。お互いの言葉尻を捉え合うのではなく、その人がどんな気持ちで、ほんとのところでは何を求めて話し、選択し、行動しているのかを知り合うとき、人と人はその人本来の姿のままお互いにつながり合うことができます。

今回は、共感コミュニケーションを体感するひとつの方法として、現代朗読との融合を試みます。

当日みなさんをご案内するひとり、野々宮卯妙さん曰く、「現代朗読は、自己表現じゃなくて、その瞬間瞬間どれだけ自分に正直であるか、自分と純粋に繋がれてるかの試みだ」と言われます。

今ここにある自分に誰よりもまず自分自身が出会うために、「声」を通して自分と深くつながり合う時間を目指します。

(大阪世話人・河合史恵)

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