昨年11月に名古屋で開催し、ご好評をいただいた現代朗読のワークショップを、今年2017年も開催します。
朗読は「おはなしを伝える」ことが目的でおこなわれますが、それだけでなく「ひと前で読む」「朗読する自分自身も伝わる」という表現としての側面も大きいのです。
現代朗読はそこにスポットをあて、「表現としての朗読」の楽しさを追求してきました。
またことばや声を使う「音声表現」としてのみならず、「発声する身体」という身体表現としての側面も重視しています。
このワークショップでは、朗読表現の世界に革新をもたらした「現代朗読」の手法・考え方を体験できるほか、現代朗読から派生した音読療法や、現代朗読が得意とするコンテンポラリー・マス表現である「群読パフォーマンス」も体験し、最後は共感的表現の場としてのミニライブをおこないます。
◎日時 2017年3月4日(土)10:00〜16:00
◎会場 名古屋クロッキーF美術館
(466-0012)名古屋市昭和区小桜町3-20-2
◎受講料 5,000円
■講座内容のあらまし
・身体表現としての朗読におけるトレーニング法体験
・朗読表現のための身体エチュード体験
・群読エチュード体験
・ミニライブを想定した発表に向けてのグループワーク
・最終ミニライブ
・お互いのフィードバック
※メイン講師は現代朗読協会主宰の水城ゆうです。
水城の著書『現代朗読考――コンテンポラリーアートとしての朗読』(Kindle 324円)もご参考までにどうぞ。
共感的コミュニケーションと融合する現代朗読
共感とは、コミュニケーションのキモのようなものです。
今回は、共感コミュニケーションを体感するひとつの方法
当日みなさんをご案内するひとり、野々宮卯妙さん曰く、
今ここにある自分に誰よりもまず自分自身が出会うために
(大阪世話人・河合史恵)