テキスト(文章/文字)を使った自己表現を研究するための講座です。
売るための文章を書くハウツーを学ぶのではなく、参加者がそれぞれ自分のオリジナリティを見つけすでに持っている能力を発揮することで、自分を伝えるためのテキストを書く方法をそれぞれが見つけていくことを目的としています(売れる/売れないはひとつの結果です)。
これまで全10回で完結するコースとして開催してきましたが、このたび、単発でも参加できるようになりました。
遠方の方や、羽根木の家まで開催日時に来にくい方は、オンライン受講もできます。
扱うテキストは小説、随筆、詩、シナリオ、評論、ブログ記事、メール、ツイッター、フェイスブックメッセージなど、ジャンルを問いません。
随時、魅力的な作品が集まりしだい、機関誌『HiYoMeKi』に参加者の作品が掲載されます。
◎日時 2015年9月26日(土)18:00〜21:00
◎場所 現代朗読協会「羽根木の家」
(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
世田谷区羽根木1-20-17
◎受講料 1回4,000円/カード決済可(VISA・Master)
◎定員 10人(定員になりしだい締め切ります)
◎必要なもの 筆記用具やラップトップ、自分が書いたテキスト
◎この回のテーマ
「身体性と文体/文体とはなにか/身体と文体のエチュード」
※詳細とお申し込みはこちらから。
※機関誌『HiYoMeKi』はこちらを参照。
※オンライン参加にはGoogle+のハングアウトを使用できる環境が必要です。
※3回以上の連続参加を希望される方は、ゼミ生(正会員)になることをおすすめします。
◎直近の開催スケジュール
2015年10月3日、17日、24日
いずれも日曜日18:00〜21:00の3時間。
◎オンラインクラス
地方在住や、外出がままならないけれど「次世代作家養成塾」で指導を受けてみたい……そんな方のために、自宅にいながらにして参加できるシステムです。
参加方法など詳しくはお問い合わせください。
◎毎回のテーマ例
・身体性と文体/文体とはなにか/身体と文体のエチュード
・テキスト表現におけるオリジナリティとはなにか/それを決定づけるもの
・世界を切りとる(短編を制するものは長編も制する)
・作家の目を獲得する
・読解・作品分析法/文体・ストーリー・その他テキスト評価の詳細
・比喩とディテール
・構成・プロットの立て方/そのエチュード
・冒頭の魅力/大胆なカット
・リライトの技術/印刷原稿の要式/商業作品の決まりごと
・視点と人称の扱い方
・次世代型(ネット時代における)作家・書き手のあり方と可能性、収益法
◎テキスト表現ショートエチュード
毎回、テーマにそったショートエチュードを書いて、お互いの気づきや講師からのアドバイスを共有します。
それとは別に、講座の最後に宿題としての「お題」が出ます。
次回までにネット(Facebook)経由で提出してください。それへの講評はネットでのコメントもしくは講座でのコメントとして講師からおこなわれます。
すぐれた作品は機関誌『HiYoMeKi』に掲載され、電子書籍またはオンデマンド紙本として出版されます。
◎講師について
講師の水城ゆうは、かつて、職業小説家として数多くの小説本などを出版しました(当時の筆名は水城雄)。
パソコン通信時代には「小説工房」というフォーラムコーナーを主宰し、多くの書き手の育成もおこないました。
いまは商業出版とは距離を置き、文学、音楽、舞台芸術などを横断した自由な表現活動をおこなっています。