私が心血を注いできた現代朗読協会も、この4月から許認可を受けて10年めにはいります。
じつにさまざまなことがありました。
この成果についてはすでに一冊、本を書きましたが(現代朗読考――コンテンポラリーアートとしての朗読)、現代朗読協会という表現の場の試行と成長についてもそれだけでもう一冊書けそうです。
いずれ書きたいと思ってます。
この4月から現代朗読のあたらしいコースがいくつかスタートします。
それについて、わかりやすいように簡単にまとめておきます。
参考にしていただければ幸いです。
まず、とにかくいま話題の、従来の朗読とはまったくアプローチの異なる、自分自身を表現するための/身体表現としての朗読を提唱している現代朗読を、まずは体験してみたい、あるいはその上でコースを選びたい、という方向けには、現代朗読体験講座がおすすめです。
◎4月の現代朗読体験講座
4月3日(金)19:00開催です。
あたらしいコースは4種類がスタートします。
いずれも10回連続コースで、それぞれ各回の所用時間は2時間半です。
◎オーディオブック収録製作コース(アイ文庫主催/現代朗読協会協力)
ハイクオリティのオーディオブック(朗読本)を収録・製作・配信するためのノウハウを学び、トレーニングできる全10回のコース。4月2日(木)19:00スタートです。
◎朗読表現基礎コース
従来の朗読とはまったく異なったアプローチで驚きを呼んでいる「現代朗読」の考え方と方法を、全10回で基礎からじっくりと学ぶためのコース。4月4日(土)10:00スタートです。
◎朗読ライブ出演コース
数多くのライブ/公演の実績を生かし、すぐれた表現者を育成する目的で最初からライブ出演をめざすための実践的なコース。4月4日(土)14:30スタートです。
◎次世代作家養成コース
テキスト(文章/文字)を使った自己表現を研究するための全10回コース。4月12日(日)18:00スタートです。
すべて世田谷の羽根木の家(最寄駅は新代田)でおこないます。
次世代作家養成コースは小説や詩、エッセイなどを書くためのコースですが、とかく文字で自分を表現する機会が増えているネット時代に対応したブログやメール、SNSなどで自分を伝えるためのノウハウも扱います。
興味のある方はまずは体験講座に参加するか、協会まで直接、気軽にお問い合わせください。
(主宰・水城ゆう)