この前の日曜日・10月26日の午前中、墨田区の中川小学校まで現代朗読協会の仲間といっしょに朗読の出張授業に行ってきた。
墨田区教育委員会の教育支援プログラムというものに登録してあって、時々こういうお呼びがかかる。
学校に行って子どもたち相手に朗読をいっしょにやるのは、いつも楽しみだ。
小村井という初めて降りる駅で9時集合。
私、卯妙、菜穂子、梓、葉月、あけみ、そして見学の村田さん。
ぞろぞろと道に少し迷いながら、9時15分、中川小学校到着。
そのまま会場である体育館に通される。
ピアノのセッティング。
群読エチュードのときの各人の立ち位置の打ち合わせ。
9時半になり、子どもたちがやってきた。
一年生15人と二年生33人、教師4人。
そして学校開放日ということで来ていた保護者らにも、任意に参加してもらうことになった。
使ったテキストは野口雨情の「森の中」という詩。
5パートに分かれているこの詩を、1パートずつまず覚えてもらって、全員で群読。
そのあと、リズム読みをしたり、輪唱のようにずらして読んだり、動きまわって読んだり。
だんだん大騒ぎになってきて、最後は収拾がつかないほどに。
全身で表現する子どもたちとぶつかりあってことば遊びをする時間は、こちらの大人たちにとっても幸せな時間であった。