文字どおり、マイクをオープンに(開放)して、だれでもパフォーマンスをおこなえるように受け入れるイベントで、音楽や朗読、ポエトリーリーディングなどが盛んだ。
とくにポエトリーリーディングはオープンマイクが盛んにおこなわれてきたが、最近は音楽や朗読でもおこなわれることが多い。
ここ数年、そういうイベントが目につくようになってきた。
私も朗読のサポートや音楽演奏で何度か出たことがあるし、現代朗読のゼミ生も積極的に参加している何人かがいる。
そのサポート演奏に何度も行ったことがある。
しかし、現代朗読協会自体がオープンマイクイベントを主催したことはなかった。
このたび、初の試みとして、三軒茶屋の〈四軒茶屋〉というライブハウスで、現代朗読協会主催のオープンマイクイベントを開催することになった。
詳細はこちら。
初ということで、いまのところ参加者はげろきょ関係者や知り合いが中心だが、もちろんまったく知らない人やオープンマイク未経験者も歓迎だ。
このオープンマイクの一番の特徴は「ノージャッジ」ということで、上手下手やいい悪いなどの評価をお互いにするのをやめましょう、お互いに共感的なつながりのなかで安心してのびのびと表現できる場を提供しますよ、という呼びかけをしていることだ。
これはそもそも現代朗読の特徴でもある。
朗読にかぎらず、音楽、ダンス、ペインティング、コント、演劇、落語といった人も歓迎だし、制限時間はいちおう5分としてあるが、それより長くなってしまうという人は相談に応じたいと思う。
実際、歌い手もふたり来てくれる予定で、単独で歌ってくれるか、あるいは朗読とコラボしてくれるか、その両方かわからないが、いずれにしても楽しみだ。
また、自分はパフォーマンスはやらないが、なにか書いたものがあってだれかに読んでもらいたい、というような人も作品の持ち込み歓迎だ。
だれかしら読んでくれる人がいるだろう。
三連休の最終日の夜、ご都合のつく方はどうぞ三軒茶屋に遊びに来てくださいね。
(現代朗読協会主宰・水城ゆう)